建設工事受注額の増加

📊 建設工事受注額の最新動向
国土交通省が発表した「建設工事受注動態統計調査」によると、2025年2月の建設工事受注高は前年同月比で8.1%増の9兆2,695億円となり、11カ月連続で増加しています。
また、2025年1月の受注高は前年同月比で26.1%増の8兆1,614億円となり、10カ月連続で増加しました。
さらに、2024年度の建設工事受注高は前年比9.9%増の121兆5,371億円となり、物価高を反映した結果となっています。
🏗️ 増加の背景と要因
1. 民間工事の好調
民間工事の受注額が大幅に増加しており、特に製造業や不動産業からの発注が増えています。
2. 資材価格の高騰
建設資材の価格が上昇しており、これが受注額の増加に寄与しています。
3. 公共工事の堅調な推移
官公庁からの受注も堅調に推移しており、全体の受注額を支えています。
🔍 業種別の動向
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総合工事業:2025年1月の受注額は前年同月比で26.3%増の4兆6,316億円となり、11カ月連続で増加しています。
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設備工事業:同月の受注額は前年同月比で29.1%増の2兆2,277億円となり、5カ月連続で増加しています。
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職別工事業:同月の受注額は前年同月比で20.6%増の1兆3,021億円となり、再び増加に転じています。
✅ 今後の展望
建設業界では、資材価格や人件費の上昇が続く中、受注額の増加が見込まれています。また、公共工事や民間工事の需要が引き続き高水準で推移することが予想されます。
ただし、労働力不足や法改正への対応など、課題も多く存在しており、業界全体での取り組みが求められています。
建設業界の最新動向について、さらに詳しい情報が必要な場合は、国土交通省の公式発表や業界団体の報告書をご参照ください。
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